苫米地式コーチングとは

コーチングの元祖であるアメリカの故ルータイス氏が、40年以上かけて築き上げたコーチング理論を受け継ぎ、最先端の機能脳科学や認知心理学での成果に加え、ドクター苫米地ワークスでの実践により進化し続けている次世代コーチング理論になります。

苫米地コーチングの最大の特徴であり他との違いは、「コーチがクライアントの無意識に直接的に介入し、強力に働きかけを行う(マインドを変える)」ところにあります。ここがカウンセリングや決まりきった質問集に頼るコーチングもどきとの大きな差と言えます。

コーチングの始まり

コーチングという言葉自体は既に日本には浸透してきましたが、その礎を築いたのが機能脳科学者・認知科学者である苫米地英人博士です。

コーチングの歴史の始まりは、1970年代初頭のアメリカまで遡ります。

科学的に根拠のある心と脳に働きかけるメソッドを開発し、40年以上に渡って世界中で活動してきたのが<コーチングの元祖>故ルータイス氏。

そして、ルータイス氏からバトンを受け継ぎ、10年以上かけて日本でコーチングを広めてきたのが苫米地英人博士になります。

コーチング(Coaching)は決して曖昧なものではなく、機能脳科学、認知心理学の理論に基づいた<科学>になります。

これら学問の最新研究結果に加えて、世界的権威である苫米地英人博士が、長年ドクター苫米地ワークス(苫米地博士が直接行う実技のトレーニング)で実践構築してきた理論や、内部表現の書き換え等のノウハウをふんだんに盛り込み完成させたのが、次世代パーソナルコーチングである<苫米地式コーチング>になります。

苫米地コーチングの最大の特徴は、「コーチがクライアントの無意識に直接的に介入し、強力に働きかけを行う(マインドを変える)」というところにあります。

これが「内部表現の書き換え」というメソッドです。

一般的に行われているカウンセリングやコンサルティングとの一番の違いはここにあります。

そのため、成功するマインド(心と脳)の使い方を短期間で確実に身につけることができます。一度切り替わったマインドは生涯活用でき、自分の一生を自分で切り開いていくことができるようになります。

内部表現の書き換えとは

内部表現の書き換えの技術は、苫米地英人博士のオリジナルであり、直接指導を受けた<苫米地式コーチング認定コーチ>にしかできません。

世の中にはコーチングが流行ったおかげで、ビジネスになるからという理由で、自称コーチがたくさん出現するようになってしまいました。いろいろな団体が現れて、資格を取得できるコーチング・スクールを開講したり、セッションやセミナーを開いています。

しかし、コーチングの創始者はルータイスであり、ルータイスが後継者に直接指名したのは苫米地英人博士であることを忘れてはいけません。

ルータイスと苫米地式コーチング

ルータイスのプログラムでは、アファメーションやビジュアライゼーションをはじめ、認知科学に基づいたワークを行って心と脳を変えていきます。

このルータイスが確立したコーチング理論を元に、苫米地博士が最新研究結果をプラスし、常に進化し続けているのが苫米地式コーチングになります。

内部表現の書き換え等の非言語コミュニケーションがふんだんに盛り込まれているコーチング・メソッドは他には存在しません。言語を使ってのコミュニケーションですと、自分の凝り固まった考え方で、正しい理論であっても意識的に跳ね返してしまう可能性があります。

自分の浅い経験と知識で、より高度の理論が理解できない故に、否定してしまうこともあるのです。これが認知的逃避です。

だから、出来ない人はいつまで経っても出来ない。幸福になれないのです。

これに対して非言語を使った内部表現の書き換えですと、クライアントの無意識に作用しますので、思考で妨げることなく、自然に考え方を変えてしまうことも可能なのです。

開発者 苫米地英人博士の紹介

認知科学者(機能脳科学、計算言語学、認知心理学、分析哲学)。計算機科学者(計算機科学、離散数理、人工知能)。カーネギーメロン大学博士(Ph.D.)、同CyLab兼任フェロー、株式会社ドクター苫米地ワークス代表、コグニティブリサーチラボ株式会社CEO、角川春樹事務所顧問、中国南開大学客座教授、苫米地国際食糧支援機構代表理事、米国公益法人The Better World Foundation 日本代表、米国教育機関TPIジャパン日本代表、天台宗ハワイ別院国際部長、公益社団法人自由報道協会会長。

マサチューセッツ大学を経て上智大学外国語学部英語学科卒業後、三菱地所へ入社。2年間の勤務を経て、フルブライト留学生としてイエール大学大学院に留学、人工知能の父と呼ばれるロジャー・シャンクに学ぶ。同認知科学研究所、同人工知能研究所を経て、コンピューター科学の分野で世界最高峰と呼ばれるカーネギーメロン大学大学院哲学科計算言語学研究科に転入。全米で4人目、日本人として初の計算言語学の博士号を取得。イエール大学・カーネギーメロン大学在学中、世界で最初の音声通訳システムを開発し、CNNで紹介されたほか、マッキントッシュの日本語入力ソフト「ことえり」など、多くのソフトを開発。帰国後、三菱地所の財務担当者としても活躍。

自身の研究を続ける傍ら、1989年のロックフェラーセンター買収にも中心メンバーの一人として関わった。また、オウム真理教信者の脱洗脳や、国松警察庁長官狙撃事件で実行犯とされる元巡査長の狙撃当日の記憶回復など、脱洗脳のエキスパートとしてオウム事件の捜査に貢献。現在も各国政府の顧問として、軍や政府関係者がテロリストらに洗脳されることを防ぐための訓練プログラムを開発・指導している。

現在は自己啓発の世界的権威故ルー・タイス氏の後継者として、米国認知科学の研究成果を盛り込んだ能力開発プログラム「PX2」「TPIE」などを日本向けにアレンジ。ルータイスから引き継いだコーチングを苫米地式コーチングとしてさらに進化させ続け、普及に努めている。